コマ撮り写真(インターバル撮影)の画像をavi動画に変換

デジカメのコマ撮り写真(JPEG)を苦労しながらaviに変換したので、次から迷わないようにメモ。
よく分からずにやったことが多いので勘違いしているところもあるかもしれない。


まず、ファイルを扱い易いようにリネーム。
Linux用のいいソフトがあるのかもしれないが、使い慣れたWindows用ソフト「お〜瑠璃ね〜む」をWineで使った。
「お~瑠璃ね~む」のページは移転いたしました
今回は "P5278094.JPG" 〜 "P5278537.JPG" というファイルを "img1001.JPG" 〜 "img1444.JPG" という名に変更してみた。ディレクトリは ~/desktop/p/ 。


追記 (2010.03.02)
今はUbuntuで動くリネームソフト「KRename」を使っている。
インストールは

$ sudo apt-get install krename

なかなか使い勝手が良い。
記追


次に、撮影画像が縦向きだったので、コマンドラインで使える「imageMagick」というソフトで一括で90度回転させた。
一括で処理する方法がよく分からなかったのでシェルスクリプトを書いてやったが、調べてみるとちゃんとコマンドが用意してあった。

$ mogrify -rotate -90 *.JPG

imageMagickはいろいろな機能があり、他にも画像のサイズを変更したり色を変えたりする時にも使えるので便利だ。
参考サイト:http://hashi4.civil.tohoku.ac.jp/soft/node43.html


そして次に、「ffmpeg」というソフトで動画に変換する。

$ ffmpeg -r 15 -i desktop/q/img1%03d.JPG -vcodec mjpeg -sameq pancake.avi

意味は、
-r 15 →フレームレートを15fpsにする。
-i desktop/q/img1%03d.JPG →インプットするファイルを指定。%03d は、3桁表示で001から順に読み込むという意味。
-vcodec mjpeg →コーデックをMotion JPEGにする。
-sameq →画像の品質を元の画像と同じにする、という意味らしいが、品質というのが画像のサイズのことだけなのかどうかよく分からない。
-pancake.avi →"pancake.avi"という名前で出力。


これでめでたくavi動画ができた。
別に人に見せるような動画ではないが、せっかくなのでYouTubeにアップした。まぁ、実験ということで。

なぜかHDで表示するとカクカクするが、僕の環境のせいだろうか。